蓮田市
蓮田市は、埼玉県の東部に位置し、市域は大宮台地にあって南北に長い地形となっています。
中心部から東端を流れる元荒川、西端の市境を流れる綾瀬川など大小の河川の他、多くの沼や池が点在し、水辺の多い都市です。
JR宇都宮線が市民の足として東京都心部を結んでおり、蓮田駅を中心に住宅地が広がっています。
2015年(平成27年)には地下鉄の開業が計画されており、交通アクセスの充実が期待されています。
道路は、主要路線として国道122号線が市域を縦断しており、県道・市道がこれに接続しています。
北西部を流れる見沼代用水流域では農業用地が広がり、稲作や果樹栽培が盛んです。
中でもナシの栽培が多く、蓮田市の特産品となっています。
貝塚の発見により、古代は海に面していたことが分かり、遺跡の出土品から縄文時代には人々が生活していたことが窺えます。
奈良時代の743年(天平15年)、聖武天皇が諸国巡察のために、この地にあった弥陀堂に宿泊した際に、蓮の美しさに惹かれて、弥陀堂を蓮華院と名付けたことが市の名称の由来となっています。
江戸時代には見沼代用水が引かれたことで、新田開発が進み、農業が盛んになりました。
明治に入ると1885年に蓮田駅が開設され、人の往来が増加するようになります。
1889年(明治22年)に町村制施行により、綾瀬村・黒浜村・平野村・河合村が成立しました。
1934年(昭和9年)に綾瀬村が蓮田町に変更し、1954年(昭和29年)には、蓮田町と黒浜村・平野村が合併して新しい蓮田町が誕生しました。
高度成長期になると人口が増加し、1972年(昭和47年)に蓮田市に市制を施行しました。
飯野喜四郎(実業家)、天野篤(医師・大学教授) 等
日本梨/神亀、清龍
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