東京23区の南西部に位置し、北は渋谷区、東は品川区、西は世田谷区、南は大田区と隣接しており、23区中16番目となる14.70平方kmの面積を持つ区です。武蔵野台地の東南部にあたる区内には、目黒川と呑川の谷が北西から南東に向かって存在し、20〜30m程の深さを誇る谷を作っているなど、坂の多い町を形成しています。名のある坂だけでも30以上は存在し、街を彩る風景にもなっています。区内には12の大使館が置かれ、国際交流も盛んに行なわれる近代的な住宅都市です。
東山貝塚、西郷山公園、管刈公園、大円寺、目黒不動、祐天寺、碑文谷公園、すずめのお宿緑地公園、恵比寿ガーデンプレイス、円融寺、自由が丘スイーツフォレスト
江戸時代、野菜を中心とした農作物を生産していた目黒地域の中で、駒場野、碑文谷原、碑文谷池などは笹に覆われた広大な原野で、野鳥やイノシシが多く生息していたと言われています。そのため、歴代将軍の鷹場となっていました。中でも3代将軍家光は、鷹狩りに訪れた際に目黒不動に立ち寄ったのが縁で、1615年の火災により焼失した本堂を再建、仏像を寄進したと言われています。以来、幕府の手厚い保護を受けて江戸庶民の信仰を集め、参詣行楽地として栄えました。また、幕末期には幕府の軍事調練や砲術訓練の場にもなりました。明治期に入り、幾度の統廃合が繰り返される中、1896年にビール工場、1907年には競馬場が開設されたことが都市化への発展の糸口となりました。関東大震災後、目蒲線、東横線などの開通を契機に、周辺は急速に宅地化が進み、終戦後も目ざましい復興を遂げて、1932年に目黒区が誕生しました。
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