名古屋市の西部に位置し、豊臣秀吉の生誕地としても有名です。 名古屋の玄関口である名古屋駅周辺は、中区の栄地区とともに大規模商圏を形成しており、交通の利便性からオフィスも多く、ビジネス街としての顔も持っています。 近年は超高層ビルが次々と建設され、新しいランドマークとして市民から注目を集めています。 名古屋駅の南に広がるささしまライブ24地区は、大規模な再開発地区として、大学やホテルなどの誘致も進められています。 市の中央部にある中村公園周辺には、秀吉と名古屋城を築城した加藤清正のゆかりの地とされ、歴史的遺跡も多く見られます。 公園を中心に住宅地が形成され、静かなたたずまいを見せています。 西部は庄内川の河川敷を利用した広範囲の緑地があり、自然とふれあう区民の憩いの場として多くの利用があります。
中村公園、名古屋駅、ささしまライブ24、名古屋競輪場、稲葉地公園、名古屋市演劇練習館
かつては庄内川に沿っていくつかの村があり、ほとんどが農家として作物を作っていました。
周辺は、豊富な水をためた庄内川によって、稲作に適した水田とされていたためです。
平安時代には中村公園一帯の地をすでに中村郷と呼んでおり、古くから「中村」の名前が使われていました。
鎌倉時代に鎌倉街道がこの地を通ると、萱津の東宿として開けてきました。
戦国時代には中村の地に豊臣秀吉、加藤清正が出生。
1610年に、加藤清正をはじめとする諸大名によって名古屋城が築城されました。
江戸末期から明治中期までに、現在の中村区内には20近い村がありましたが、名古屋市が誕生した1889年には、鷹場村、日比津村、織豊村、笈瀬村、柳森村、松葉村、岩塚村の7つに集約され、さらに鷹場村、日比津村、織豊村は中村に、笈瀬村は愛知町に、柳森村、松葉村、岩塚村は常盤村へと合併や町名変更を行ないました。
これに先立って1886年には官設鉄道の名護屋駅が開業し、翌年に名古屋駅と改称しています。
鉄道の開通は大きな効果をもたらし、名古屋駅周辺は著しく発展しました。
昭和初期には名鉄名古屋駅が開業し、交通網が整備されていきました。
1937年には中区の一部と西区の一部によって中村区が誕生し、現在の区域を形成しました。
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