堺市の中北部にあり、北部は大和川を境に大阪市住吉区と接しています。区内には阪和線、大阪市営地下鉄御堂筋線、南海高野線が走り、交通アクセスが充実しています。全域に住宅地が広がり、特に御堂筋線沿線には高層住宅が数多く建ち並んでいます。新金岡駅、中百舌鳥駅周辺は商業施設も多く、行き交う人で活気にあふれています。南部は御廟山古墳、いたすけ古墳など百舌鳥古墳群の一角を占めており、歴史的文化遺産が多く残っています。東部には昔ながらのため池がいくつか残され、農地もわずかに見ることができます。
百舌鳥八幡宮、大泉緑地、金岡公園、華表神社、愛染院、高林家住宅、御廟山古墳、いたすけ古墳、ニサンザイ古墳、こうじ山古墳
古代より人が定住しており、北区がある一帯は和泉国と河内国に分かれていました。古墳時代に南部の中百舌鳥周辺に天皇の陵地として古墳が多く築造され、墓の中に埋められる埴輪や須恵器などの窯跡があったことが出土品からうかがえます。
奈良時代には、飛鳥京と方違神社を結ぶ竹内街道が整備され、多くの往来で栄えました。街道沿いとなる現在の金岡周辺は多くの鋳物師たちが居住し、のちの刃物や鉄砲などの地場産業を興しました。
平安時代から鎌倉時代にかけて荘園が開発され、室町時代から戦国時代にかけては海外貿易の主要港として繁栄を築き上げます。特に戦国時代から鉄砲生産が盛んになり、江戸時代になっても生産地としての地位を守っていました。
時代が明治に移ると、五箇荘村、百舌鳥村、金岡村などの村が成立し、1938年に五箇荘村、百舌鳥村、金岡村が、堺市に編入しました。1957年に北八下村の一部が編入したことで、現在の区域が形成され、2006年の政令指定都市への移行により北区が誕生しました。
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