神戸市のやや南東部に位置し、北を六甲山と摩耶山、南を瀬戸内海に面した、水と緑の豊かな地域です。全体的に六甲山系を背にした複合扇状地で、西郷川、都賀川、石屋川の三河川が区域を流れています。北部は六甲山を中心としたのどかな観光地として親しまれている一方、市街地はJR、阪神、阪急の各線が通り、非常に活気にあふれています。沿岸部は臨海工業地域として発展しており、東部副都心としての機能が集積されているものの、新在家・大石といった一部の地域は古くからの酒造地帯で、阪神・淡路大震災の影響で多くが失われましたが、酒蔵の道を整備するなど街並みの復興にも取り組んでいます。
王子動物園、観光茶園、六甲山記念碑台、沢の鶴資料館、摩耶自然観察園、六甲高山植物園、六甲山牧場、六甲ビードロ館、六甲ガーデンテラス、オルゴールミュージアム、灘浜サイエンススクエア
桜ケ丘地区で弥生時代の銅鐸などが発掘されるなど、当時から大きな集落がありました。奈良時代頃から南部の沿岸地域は海上交通の要衝となり、京都・大阪をはじめとする各地との交流が行なわれていました。
南北朝時代から戦国時代にかけては度々戦火に見舞われ、大きな打撃を受けました。
江戸時代に入ると暮らしが安定し、素麺や酒の産地として有名になります。
また、当時は25基の水車が置かれており、それらを利用して取った灯油は、京都・大阪・江戸などに輸送されました。幕末には毛利藩によって駐屯所が置かれ、政治の重要な地域となりました。
当時は小さな村ばかりでしたが、1889年の町村制の施行により、六甲村、都賀野村、都賀浜村にまとめられ、その後、地名変更や編入を経て、1929年、区制の実施で灘区が誕生しました。
1995年の阪神・淡路大震災では、酒造業などの地場産業が壊滅的な被害を受けました。
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