「分譲マンショントレンドウォッチ」


デザイナーズマンション

デザイナーズマンションとは
ライフスタイルが多様化している今、デザイナーズマンションが注目されています。

■建築家のアイデアを生かしたマンション
デザイナーズマンションは、建築家のアイデアを採用した個性的な間取りや斬新なレイアウトを特徴としたマンションのことです。
 
■登場の背景
晩婚化傾向や女性の社会進出、DINKSなどの家族構成により、ライフスタイルや価値観が多様化しています。この多様化したライフスタイルなどに対応するために、デザイナーズマンションが生まれました。

■間取りも素材も独創的
機能よりもデザインが優先されているため、キッチンが室内の中心にあったり、壁がコンクリートのままになっているなど、通常のマンションにはない間取りや素材で、独創的な設計がされています。

通常のマンションとの違い

デザイナーズマンションと通常のマンションでは、どこが違うのでしょうか。

■ターゲット
通常のマンションは、主に不特定多数の世帯を販売ターゲットとして設定されており、間取りや室内機能は誰にでも合ったものが多くなっています。デザイナーズマンションは、建築家のコンセプトやアイデアを生かしたものであるため、ターゲットにしている世帯は特定少数になります。
 
■機能性
設備機能や使い勝手を優先している通常のマンションに比べて、デザイナーズマンションの間取りや室内機能はデザイン重視で作られています。使い勝手の悪い設備が導入されているケースもありますが、機能性とデザイン性のバランスが取れたものもあります。
 
■販売価格
通常のマンションの場合、使用している建材が大量発注できるものの場合、そのマンションの価格を抑えることができます。しかし、デザイナーズマンションの場合、使用している建材や素材へのこだわりがあるものが多く、販売価格が高額になることが多くみられます。
 
■販売戸数・再販
デザイナーズマンションは、特定の人をターゲットとしたプランのため、通常のマンションと比べ、販売戸数は少なく設定されています。また、個性的なデザインであることから、中古物件として売却することが難しいとされています。
 
メリットとデメリット

住まいの多様化を反映したデザイナーズマンションですが、通常のマンションと異なる部分が多く、メリットとデメリットが、通常のマンションに比べ強く感じられます。

メリット
デメリット
   
(1) こだわりをくすぐる独創性・・・
「自分の好きな建築家が設計した家」、「人とは違うオリジナリティのある家」という点から、住む人の住まいに対するこだわりをくすぐります。

   
   
(1) 修繕費がかかる・・・
デザイナーズマンションは、建材にもこだわりが強いため、通常のマンションよりも修繕費が高くなるケースが多く見受けられます。また修繕工事の周期も通常よりも短い場合が多いようです。

(2) 居住性に欠ける・・・
デザイン性を優先しているため、個性の強い間取りは居住性に問題が生まれるケースがあります。家族構成の変化が予想される場合には、あまり個性の強い間取りはオススメできません。