「分譲マンショントレンドウォッチ」


超高層分譲マンション

超高層マンションはお買い得?
最近、大都市圏を中心に、超高層マンションの建設が目立ちますが、実際に超高層マンションはお買い得なのでしょうか。

■立地条件が良く、低価格化が進む
超高層マンションは、駅など交通至便の場所に建てられることが多く、バブル期よりは低価格で購入できるため、マンション購入者に高い人気を得ています。

■坪単価はやや高め
超高層物件は、平均販売価格が高くなっています。ただ、眺望の良い上階層と低階層との価格差が大きいため、例えば30階建てマンションの5階の部屋と5階建てマンションの最上階なら、超高層マンションの方が安いというケースもあります。

■管理費の負担も大きい
入居者が支払う管理費は、多くの入居者が居住する超高層マンションのほうが1世帯の負担が少ないように思えますが、管理人や各種サービスを取り次ぐコンシェルジュを置いたり、共有空間を充実させている物件が多く、かえって管理費が高額となるケースが多いようです。
 
■大きな下落はないと予想される資産価値
地域のランドマークとして知名度があるため転売や賃貸が容易で、他物件よりは換金性が高い傾向にあります。また都心や駅に近い物件であれば、価格の大幅な下落はないと見込まれています。
 
メリットとデメリット

脚光を浴びている超高層マンションですが、一般的なマンションと比べてメリットとデメリットがあるようです。

メリット
デメリット
   
(1) 眺望の良さとステータス感覚・・・
超高層マンションのメリットは何と言っても眺望の良さでしょう。上層階は遠くの景色が見渡せたり、夜景を楽しんだりすることができます。また、ランドマーク的な建物として、住む人のステータス感覚をくすぐります。

(2) 安心と快適のゆとりスペース・・・
超高層マンションは、物件の敷地スペースに余裕をもたせているケースが多いので、外からのぞかれることもありませんし、ゆとりある共有スペースも住む人にやすらぎを与えます。
   
   
(1) 高層だけに不便な点も多い・・・
高層だけにそれなりのデメリットもあります。風の強い日は音がうるさかったり、エレベーターの台数が不足してたり速度が遅かったりして、出入りに時間がかかったりします。

   

超高層マンションの古今東西

建設ラッシュが進む超高層マンションですが、その登場はいつでしょうか。また全国の超高層マンションの事情はどうでしょうか。

■最初の高層マンションは21階建て
日本で最初の高層マンションは、1976年に埼玉県与野市(現:さいたま市)に建てられた21階建ての物件です。このマンションは、4棟で構成され総戸数は463戸と大規模住宅で、敷地内には公園や商業施設も併設されました。

■90年代は各地で建設ラッシュ
1990年代に入ると東京や埼玉など首都圏の他に、大阪や名古屋、広島などにも次々と超高層マンションが建設されていきました。階数も40階以上のマンションが増えてきました。

■60階建てマンションも計画中
マンションの高層化は今や激化する一方で、東京都中央区勝どきでは、60階建ての超高層マンションが計画されています。マンション2棟と商業施設などを複合的に建設するこの計画は2008年に完成する予定です。