「食品の健康パワー」


食品の健康パワー

塩 酢 油 豆腐 梅干 しいたけ
味噌汁 牛乳 緑茶 コーヒー 赤ワイン  

人間の体には無くてはならない塩。古代文明は塩の産出地の近くに発祥し、いつも人の暮らしと共に歩んで来ました。塩は国を支える貴重な物資で、古代ローマでは兵士の給与が塩で支払われたそうです。いつも身近にある塩ですが、一体どのような健康パワーが秘められているのでしょうか?

塩がもたらす体への役割とは?

人間は塩(塩分)がなくては生きてはいけません。塩は脂肪や、たんぱく質とは異なり、体のエネルギーにはなりませんが、大変重要な役割を持っています。
塩は摂取されると、体内で塩素とナトリウムに分解され、体内の血液や、リンパ液に溶け込んでいきます。塩素は体内の水分コントロールを行ない、胃や、腸、肝臓などが分泌する消化液の成分となっていきます。ナトリウムは筋肉の収縮を助ける働きをしています。つまり、塩(塩分)が足りなくなると体内の機能は衰えてしまうのです。

塩にはミネラルがいっぱい

本来、海水から作られる塩。その中にはたくさんのミネラルが含まれています。塩に含まれるミネラルの中には、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどが含まれています。ミネラルは体の代謝をコントロールするという大切な役割があります。ミネラルは無機質、つまり鉱物なので体内では作ることができず、食品から摂取するしかないのです。

精製塩と非精製塩

専売制度が廃止されて以来、スーパーなどで簡単にいろいろな種類の塩を手に入れることができるようになりました。
塩は大きく分けて精製塩と、非精製塩(自然塩)とに分けられます。精製塩は濃縮した海水を「イオン交換膜」という機械を通して精製した塩です。非精製塩(自然塩)は海水を煮詰め、塩の結晶を作り、塩水の中からにがりを取り除いて作られる塩です。精製塩は機械によって不純物が取り除かれ、細菌の混入がなく、純度の高い塩です。しかし、不純物と同時に人間に必要なミネラルも取り除かれてしまっているのです。
非精製塩(自然塩)には、海水に含まれていたミネラルがそのまま残っているので、私達に必要なミネラルを摂取することができます。