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ガーデニングの基礎知識

これからバルコニーガーデニングをはじめてみようという方に、環境対策や管理のポイントなどバルコニーガーデニングの基礎知識をご紹介します。

バルコニーガーデニングって何?

バルコニーガーデニング

バルコニーガーデニングとは、アパート・賃貸マンションなどのバルコニーやベランダのスペースを使って、植物を育てるガーデニングの楽しみ方。集合住宅の多い都市部で人気です。
集合住宅でガーデニングを楽しむ場合、マンションのバルコニーの向きは日光が当たりやすい南向きか、東向きが理想です。

メリット1| 梅雨などの長雨を避けられる

バルコニーには屋根があり、梅雨などの時期でも長雨に当たる心配がありませんので、花が長持ちし、根腐れの心配も少なくてすみます。


メリット2| 病害虫の発生が少ない

通常のガーデニングに比べて、バルコニーは隔離された環境にあるため、病害虫の進入・発生を抑制することができます。

こんな楽しみ方がある

バルコニーガーデニングの代表的な楽しみ方には、地面に置いたコンテナに植える方法と、ハンギングバスケットに植えて壁から吊るす方法があります。

コンテナガーデン

コンテナガーデンは、数種類の草花を寄せ植えするもので、狭いスペースのバルコニーで多品種の草花を栽培したい場合には最適の方法です。
コンテナガーデンにおけるポイントは、まず同じ性質の草花を選んで植えることです。また、鉢の中央に背の高いものを植え、そのまわりに背の低いものを植えると、立体的になり、見映えが良くなります。


ハンギングバスケット

ハンギングバスケットは、軽量の植木鉢に草花を植えたものを、壁に掛けたり、吊るしたりするものです。バルコニーの床にコンテナを置くスペースが無い場合、または花壇を立体的に楽しみたい場合に最適です。
ハンギングバスケットは、高温多湿な夏場でも、風通しが良く、ムレることがありません。反面乾燥が早く、高温になってしまいがちなので、用土には保水性の高い土を用い、土が乾いてきたらすぐに水やりをしましょう。

ハンギングバスケット

基本テクニック

バルコニーには風、強い日射し、温度差など特有の条件があります。ここでは、それらに対処する基本テクニックをご紹介します。

揃えておきたい基本グッズ

必要なグッズはいろいろとありますが、まずは最低限以下の物を揃えましょう。

ジョウロ

ジョウロ

ハス口を外せるハス口ジョウロが便利です。

ハサミ

ハサミ

園芸用のハサミで自分の手に合う物を選びましょう。

移植ゴテ

移植ゴテ

移植ゴテシャベル型が1本あれば十分作業が可能です。

土入れ

土入れ

鉢に土を入れる際、土入れを使うと土をこぼさずにすみます。さびにくいステンレス製がおすすめです。

ビニールシート

ビニールシート

ビニールシートの上で寄せ植え作りや鉢の植え替えを行なうと、あと片付けが楽にできます。

バルコニーガーデン

コンテナや鉢の選び方

テラコッタ

コンテナや鉢は見た目や好みだけでなく、用途に合わせて選びましょう。
コンテナには様々な種類があり、水はけが良いテラコッタ(素焼き)や、軽くて丈夫なプラスチック製など、植物の種類によって使い分けることが大切です。

バルコニー向きの植物選び

バルコニー向きの植物選び

風が常に通り抜けるバルコニーでは、背が高い物や葉の大きな物より背が低く、葉が小ぶりでたくさん付いている植物の方が、倒れにくく適しています。
また、鉢花の場合も、小さな花が次々と咲くようなものを選ぶと長く楽しめます。

水やりのコツ

水やりのコツ

乾燥しやすいバルコニーでは、冬以外は毎日1回水やりをしましょう。ポイントは、鉢やコンテナの土全体に水をまんべんなくかけることです。
じょうろでひと鉢ずつ、丁寧にまきましょう。

夏と冬の水やりのコツ

夏と冬の水やりのコツ

夏場の暑い時期、日中に水やりをすると、土中の水分の蒸散とともに植物自身の水分も奪われて弱ります。朝か夕方の涼しい時間にしましょう。
逆に寒い冬の夜のバルコニーは温度がぐんと下がり、凍ることもあるので、午前中の暖かい時間帯に水をやります。

肥料の注意

肥料の注意

有機肥料は臭いがしたり、ゴキブリ・ネズミが寄ってくることもあるので、バルコニーガーデニングには向きません。この場合、化成肥料を使うと良いでしょう。
寄せ植えの元肥は緩効性(かんこうせい)の粒状タイプの肥料を土と混ぜ、追肥(ついひ)には速効タイプの液肥を7〜10日に1回の割合で与えましょう。
ただし、植物によっては異なる場合もあるので、説明書を読み、やり過ぎに注意しましょう。

ケアのコツ

ケアのコツ

花が枯れはじめたらどんどん摘み取りましょう。枯れはじめた花をそのままにしておくと、種を付け、養分を吸収するため、咲いている他の花まで、衰えていってしまいます。
こまめに花摘みをしておくと、次々ときれいに花が咲いてくれます。

環境対策

バルコニーの環境

植物にとって、バルコニーの環境が厳しい場合があります。
ガーデニングをするにあたって、バルコニー特有の環境を考えたガーデン作りを心がけましょう。

夏は日よけをつくろう

夏は日よけをつくろう

日射しが強い夏、直射日光が当たる南や、西向きのバルコニーは砂漠のような環境です。フェンスやトレリスにすだれやヨシズを張って日よけを作りましょう。
園芸用ネットを張り、朝顔やヘチマ、時計草などのつる性の植物をはわせて、グリーンカーテンを作るのも良いでしょう。

照り返しを防止しよう

照り返しを防止しよう

バルコニーのコンクリートの床に強い日射しが照り付けると、照り返しで高温になります。特に、夏場は葉焼けや枯れる原因となるため、鉢を台に乗せておきましょう。
また、スノコやレンガを敷いて床との間を空けるなどして、床からの熱が直接伝わらないようにするのも効果的です。

上階は風よけをつくろう

上階は風よけをつくろう

風が強く当たると、花や葉が傷んだり、乾燥して枯れてしまいます。高層で風あたりの強いバルコニーには、防風ネットや寒冷紗(かんれいしゃ)をフェンスに張っておきましょう。
また、エアコン室外機の風をあてないように注意します。

鉢の転倒を防止しよう

鉢の転倒を防止しよう

台風や嵐のときは、鉢やコンテナを早めに室内に取り込み、大きな物はフェンスなどにヒモで固定します。
背の高い物はビニールでくるんで葉を保護してから倒し、転がらないようにフェンスなどにヒモでしばり付けます。
ハンギングバスケットやスタンド置きなども室内に取り込みます。トレリスや日よけも外して取り込むか、しっかりと固定します。

バルコニーでキッチンガーデン

キッチンガーデン

バルコニー菜園とは、バルコニーに置いたプランターを使って、野菜やハーブを栽培することを言います。
庭がなくても手軽に栽培でき、毎日の食卓で、取れたての野菜を楽しむことができます。

バルコニー菜園をつくろう

バルコニー菜園をつくろう

草むしりの手間もいらず、毎日水やりができるのがバルコニー菜園のメリットです。
ホウレンソウ、シュンギク、葉ダイコン、ニンジンなど、種から育てられて、あまり手がかからない野菜を選ぶと良いでしょう。
少し早めに収穫するのが、おいしく食べるコツです。

バルコニー菜園の環境

バルコニー菜園の環境

バルコニー菜園をするためには、最低限植物が育つために、次のような環境が必要となります。

■日当たり
野菜作りには、1日4時間以上の日当たりが必要です。また、野菜類は全般的に、夏は涼しい所を好むため、日差しが強い夏のバルコニーでは、すだれやよしずなどで日除けをします。

■風通しと乾燥
賃貸マンションなどでは、上の階程風が強くなるため、風除けのパネルなどを取り付けます。
また、バルコニーは乾燥しやすいので、散水をするなどして乾燥を防ぎます。

バルコニーで育てられる野菜

バルコニーで育てられる野菜

バルコニーでも、様々な種類の野菜を育てることができます。バルコニーの環境に合った野菜を選んで育ててみましょう。

■日当たりを好む野菜
ナス・ピーマン・キュウリ・インゲン・トマト・ニンジン・大根・ラディッシュ・タマネギ・ブロッコリーなど

■少しの日陰なら大丈夫な野菜
三つ葉・春菊・ほうれん草・青じそなど

■夏涼しい所を好む野菜
菜類全般・ジャガイモ・ニンジン・ニンニク・ラッキョウ・クレソン・パセリ・セロリ・ミント・三つ葉・ワケギ・春菊・エンドウ・ソラマメ・カリフラワー・ブロッコリーなど

基本は「水」「土」「肥料」

基本は「水」「土」「肥料」

まずは野菜を植えるプランターを買いましょう。野菜作りの基本は次の3つです。

  1. 水やり
    最低でも1日1回、水をやります。1週間に1回は鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりあげましょう。
  2. 土づくり
    腐葉土にバーミキュライト、赤玉土、高度化成肥料を適量混ぜて土を作ります。夏野菜を作るとき は、野菜が大きく育ったとき倒れないように赤玉土を多く配合して土を重くします。
    水やりで土が流出し、根元がぐらついてきたら新しい土を根元に足しましょう。
  3. 肥料の与え方
    肥料は液肥がおすすめ。薄めて頻繁に与えましょう。
    ただし根を痛めるのでやり過ぎに注意。葉色が異常に濃くなったらやり過ぎのサインです。

野菜づくりに向いた鉢は?

野菜づくりに向いた鉢は?

カブやニンジン、ダイコンなどの根菜類は、底の深いプランターを使います。土がたっぷり入り、熱の吸収も良い黒いビニール袋もおすすめです。
ナスやインゲン、ピーマンなどの実を食べる野菜は、根が十分に成長しないと実がつきにくいので、大きめの鉢で一本立ちにして育てましょう。
適度な保温力がある発泡スチロールの箱も、野菜づくりに向いています。

バルコニーでミニ・ハーブ園を

バルコニーでミニ・ハーブ園を

日当たりの良いバルコニーは、セージやバジル、レモンバームなどのハーブづくりにぴったりです。ハーブは霜にも寒さにも強く、水をしっかりやっておけば育ちます。
ただしハーブは多年草でよく増えるため、鉢やコンテナは大きめの物を選びましょう。
冬前にきれいに刈り取っておくと、春には新しく元気な芽がたくさん出てきます。

育てやすい野菜

ベランダ菜園に向いている育てやすい野菜をいくつか紹介します。

ナス

ナス

植え時は5月頃。葉5〜6枚、葉色が濃く、がっちりした苗を選びましょう。プランターに約40センチ間隔で苗を植えます。収穫は6月頃から。7月には枝葉を剪定しましょう。

トマト

トマト

植え時は5月頃。葉が8枚程度、茎が太く、根に土がたくさんついた苗を選びましょう。プランターに約40センチ間隔で支柱を立て、支柱のもとに苗を植えます。収穫は7月頃から。生育期はアブラムシの駆除に力を入れます。

ニンニク

ニンニク

植え時は9月頃。ニンニク1個を皮つきのまま1片ずつばらします。芽を上にして深さ約5センチ、約10センチ間隔で植えると、約1ヵ月で茎葉が伸びます。枯れたら収穫。

ピーマン

ピーマン

植え時は5月の中下旬頃。苗は第一花が開く直前で、葉数が7〜8枚程度の苗を選びましょう。植え付ける間隔は約40センチ。最初に実った実を数回若取りすると、その後の生育が良くなります。収穫期間は6月から10月頃まで。

野菜とハーブの肥料のやり方

野菜とハーブの肥料のやり方

実のなる野菜にはたっぷり肥料をやりましょう。置肥として顆粒や粒状の肥料をプランターの隅に置きます。
トマト、ナス、キュウリなど次々に実がなる野菜には長期間効く肥料をやります。ハーブは繁殖力が強く、肥料は控えめでOKです。肥料が多すぎると、ひょろひょろと伸びるだけで、香りが弱くなります。

バルコニー用植物図鑑


サルビア(シソ科)

サルビア(シソ科)

青花のパテンス、赤花のミクロフィラ、紫花のレウカンサなど同じ仲間と思えない程多種多様。
日当たりを好み、水やりを欠かさなければ越冬し、翌年には大きな株になります。花期は5月〜11月。

ゼラニウム(フクロソウ科)

ゼラニウム(フクロソウ科)

四季咲きで、装飾性が高く親しまれています。日当たりの良い乾燥した場所を好み、過湿を嫌います。雨の当らない場所でプランターなどの容器に栽培した方が花はよく咲きます。花期は4月〜11月。

パンジー(スミレ科)

パンジー(スミレ科)

冬から春にかけて人気のある代表的な草花。スミレ属のうち花径の大きいものを総称し、様々な色の花があります。長く花を楽しむには、しっかりした株を選んで育てましょう。よく似た種類にビオラがあります。花期は12月〜5月。

ベゴニア(シュウカイドウ科)

ベゴニア(シュウカイドウ科)

ベゴニアには、花の美しいエラチオール・ベゴニアや球根ベゴニア、花壇や鉢花に用いるセンパフローレンス、葉の美しい観葉ベゴニアなど多くの品種があります。花期は4月〜10月。

サザンクロス(ミカン科)

サザンクロス(ミカン科)

オーストラリア原産の常緑性の低木です。淡い緑色の細長く繊細な葉に、南十字星が光るように、鮮やかなピンクの五弁花を咲かせます。春から秋までは戸外の日向に置きますが、冬季は5℃以下にならない室内の明るいところで管理します。

ラベンダー(レース)(シソ科)

ラベンダー(レース)(シソ科)

元来は香油を採取するために園芸化されました。さわやかな花色と澄んだ香りが人気です。日当たりが良く、風通しの良い場所で育ちます。寒さには強く、梅雨や夏の高温多湿には弱いので、株がむれないように注意が必要です。花期は5月〜8月。