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ガーデニング計画の立て方

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プランニングのポイント

庭園計画は、家を新築したり、建替えたりする際に、同時に行なわれるケースが一般的です。建物の位置やその規模、敷地面積などを考慮した上で、庭造りのプランニングを行ないましょう。

家の計画と並行する

家を建てる際には、設計の段階で、敷地のどの位置にどれぐらいの広さの庭を造るのかを決めておくと良いでしょう。

広さと位置を決める

広さと位置を決める

庭の広さや位置は、建物をどうするかによって大きく異なります。庭には、主庭・前庭・中庭・側庭・門庭・裏庭など様々な種類がありますが、庭の中心であり、面積が最も広い「主庭」を日当たりの良い南側に造ると、植物が生育しやすく、人にとっても居心地の良い庭になります。

狭い敷地の場合は?

狭い敷地の場合は?

敷地に制限があり、「主庭」の面積が狭くなってしまう場合には、建物の内部に吹き抜けスペースを造り、そこを「中庭」として利用する方法があります。また、建物の脇にある「側庭」のスペースを広めにして好みの庭木を植えると、狭くても存在感のある庭になります。中庭や側庭に面した居室は、窓を大きくしたり、採光窓を設けたりするなど、建物を庭とのつながりを意識した設計にすると、庭をより有効に活用することができます。

建物とのマッチング

建物とのマッチング

建物と庭に一体感を持たせて美しく見えるようにするためには、建物とのバランスや敷地全体の景観を意識した上で、庭造りのプランニングを行なうことが大切です。また、花壇を造る際には、花が咲いたときの情景をイメージして行なうと、よりイメージに近い庭を造ることができます。

イメージ作りを行なう

イメージ作りを行なう

庭を造る際には、どのような庭にしたいのかをイメージし、事前に計画を立てることが大切です。また、イメージがいくつか浮かんできたら、平面図や見取り図を描きましょう。何をどこに置くか、建物とのバランスをどうするかなど、実際に図にすることで、プランがより具体化し、業者に発注する際などにも役立ちます。

情報を集める

情報を集める

イメージ作りを行なう際には、まず、雑誌やインターネットなどで情報を集めて比較検討しましょう。また、近所で気になる庭がある場合には、実際に見学すると、イメージが具体化するだけではなく、庭造りのヒントを得ることができます。

庭園業者に相談する

庭園業者に相談する

情報収集をしてもなかなか庭のイメージが湧かないという場合には、庭園業者に相談するのもひとつの方法です。ほとんどの庭園業者は、これまで手がけてきた庭の写真やパースなどを持っていますので、自分の庭の条件に近いものを見せてもらいましょう。また、庭園業者によっては、庭造りだけではなく外構(エクステリア)全般も請負っている場合もありますので、門や塀などを含めた全体のイメージについても、相談してみると良いでしょう。

現況図を作成する

イメージが具体的に固まったら、敷地内の状況を記した現況図を作成します。現況図には、建物の確認申請の際に使われた平面図を使うケースが一般的ですが、平面図がない場合には敷地内をメジャーなどで計測し、建物の位置や道路、以前からあった庭木の位置、水道管・排水管・ガス管の位置といった敷地の現況を、100分の1ぐらいの縮尺で描きいれていきます。その際、方位を必ず記しておきましょう。

平面図を作成する

現況図が完成したら、敷地を用途別に区分けする地割りを行ない、それを具体的に描き込み平面図を作成します。平面図とは、敷地や建物などを上から見下ろした図のことで、庭や建物の面積・配置など、全体像を把握したいときに使います。庭の現況や条件を考慮した上で、どんなデザインにするのか、どんな素材を使うのかを決め、できるだけ詳しく描くと良いでしょう。

見取図を作成する

続いて、敷地の配置などの詳細を分かりやすく描いた見取図を作成し、実際の目線で見た庭のイメージを具体化しましょう。その際、花や樹木といった庭を構成する材料についても細かく描き込むようにします。図や絵が上手に描けない場合には、写真を貼るのもひとつの方法です。

庭木などを選ぶ

庭のイメージが固まったら、樹木や草花・石など、庭を構成する素材を選びましょう。その際、庭の土質や環境、さらに植える樹木の性質をよく理解することが大切です。

陽樹と陰樹

■陽樹
日光が十分に当たる場所で生育する樹木。代表的なものにクロマツ、アカマツ、ハンノキ、コナラなどがあります。

■陰樹
幼樹の頃に日陰でも生育できる樹木。代表的なものにクスノキ、カシノキ、ブナ、シイなどがあります。

常緑樹と落葉樹

■常緑樹
年間を通じて葉を落とさず、常に緑を保っている樹木。景観に優れているだけではなく、目隠しや風除けとしても効果的です。

■落葉樹
秋から冬になると葉を落とす樹木。四季折々の表情が見られ、庭に変化やアクセントをもたらします。

高木と低木

■高木
高さが3m以上になる樹木。幹が太くて直立し、枝を張って他の植物を覆うものを言います。

■低木
背の低い樹木で、高さ約3m以下のものを言います。主幹がはっきりせず、根際から数本に分かれて枝が出ているものが多いです。

庭木の選び方と配植

庭木の選び方と配植

庭木の特徴を把握したら、実際に植える庭木を選びましょう。思い描く庭のイメージに合ったものであることはもちろん、土質や日照条件など、庭の環境を考慮した上で、樹木を選ぶことが大切です。 植える庭木を選んだら、続いて配植を行ないます。配植とは、美しくまとまりのある形で庭木を植えることを言い、より美しく見せるためには、いくつかの基本的な方法があります。

常緑樹と落葉樹のバランス

常緑樹と落葉樹のバランス

庭を構成する上でのポイントのひとつが「常緑樹」と「落葉樹」のバランスです。全体を10とした場合、「常緑樹」が7、「落葉樹」が3という割合で植えるケースが一般的ですが、庭を明るい印象に見せたい場合には、「落葉樹」の割合を多くすると良いでしょう。

和風庭園の基本配植は?

和風庭園の基本配植は?

和風庭園は、「真(しん)」・「添(そえ)」・「対(つい)」の組み合わせです。まず、中心となる「真」の木を植え、その脇には「添」の木を、「添」の対角線上の位置に「対」の木を植えるのが基本となります。この三本は、不等辺三角形に似た形に組み合わせるのがポイントです。

業者の選定・打合せ

業者の選定・打ち合わせ

庭園計画が具体化してきたら、施工業者や造園業者を選び、打合せをします。思い描く庭を現実のものにするために、より良い業者を選び、綿密に打合せをすることが大切です。庭造りを請け負う主な業者には、造園会社・植木屋・ガーデニング専門会社などがあります。それぞれ得手・不得手がありますので、その特徴をきちんと理解した上で業者選びを行ないましょう。例えば、純和風の庭を洋風の庭に変えるなど、デザイン性にこだわった庭造りをしたい場合には、造園会社やガーデニング専門会社を、木を植え替えるだけなどの簡易な作業の場合は植木屋を選ぶと良いでしょう。また、外構やエクステリアの工事を併せて行なう場合は、外構専門会社やリフォーム会社なども選択肢に加わります。

造園会社

造園会社

庭造り、植栽を中心に行ないます。近年では洋風・和風ともに取り扱い、庭造りに関するノウハウをしっかり持っている会社があり、デザインや設計、施工までを一貫して行なうケースが多いです。ただし、和風庭園に特化しているなど、専門分野が限られている会社もあるので、注意が必要です。

植木屋

植木屋

植木の植栽や手入れを中心に行ないます。石組みや竹垣など、和風庭園を専門とする業者があり、デザインや設計、施工までを職人が一人で行なうケースが多いため、仕上がりがその職人の腕に左右されます。社名が造園業者と似ているため、区別が付かないこともあります。

ガーデニング専門会社

ガーデニング専門会社

ガーデニングに関する商品の販売から、庭の設計・デザインなどを中心に行ない、顧客の要望に応じて様々な提案をしてくれます。施工は提携している業者が行なうことが多いです。

外構専門会社

外構専門会社

門扉やフェンス・カーポート・ウッドデッキなどの依頼に適しています。庭造りについての専門知識がない場合もあり、植栽などは提携している植木屋などが行なうケースが多いです。

リフォーム会社

リフォーム会社

家の増改築などのリフォームと併せて、庭造りを請け負っています。自社で庭造りができる会社は少ないですが、エクステリア関連のデザインや設計を得意としている場合が多いです。

打ち合わせのポイントは?

施工する業者が決まったら、庭造りの打ち合わせを行ないます。打ち合わせの際には、自分の思いやイメージを正確に伝えることが大切です。敷地の現況図や平面図、見取図などを用いて、詳細まで具体的に伝えましょう。