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庭木に適した環境づくり

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植物に適した生育環境

庭を華やかに彩る庭木や四季の草花は、和みや癒しをもたらしてくれます。これらの庭木や草花を生育するためには、土質の改良や水はけなど、植物に適した生育環境に整えることが大切です。

土壌を改良する

土壌を改良する

庭造りをプランニングする際に、確認しておきたいのが土壌の状態です。まず、庭の土壌が庭木や草花が育つのに適しているかどうかを調べ、適していない場合には、土を耕して肥料を施したり、土自体を入れ替えるなどの方法で、土質を改良しなければなりません。

土壌の重要性

土壌の重要性

植物は、土の中に根を生やし、根から栄養分を吸収して成長します。そのため、土質が悪いと栄養分を吸収することができず、十分に生育しなかったり、枯れてしまったりすることがあります。イメージ通りの庭を造るためには、土壌の状態を植物の生育に適した環境に整えることが必要不可欠です。

土壌の状態を調べる

庭木や草花の生育には、土の構造が大きくかかわってきます。土の構造には、次のようなものがあります。植物が育ちやすい土の主な条件としては、「排水性」・「保水性」・「通気性」・「保肥性」が良いことが挙げられます。


土の構造

■団粒(だんりゅう)構造
土の粒と粒の間に大きなすき間ができている状態の土壌です。保水性、通気性に優れ、植物の成長に適しています。

■単粒(たんりゅう)構造
土の粒が細かく、粒と粒の間にすき間がなく、詰まった状態の土壌です。粘土質の土壌や砂が多く混じっている土壌などがこれにあたり、植物の成長には適していません。


良い土の条件

■排水性
排水性がある土が望ましいです。水はけが悪いと、庭木や植物の根腐れが起こる可能性があるので、注意が必要です。

■保水性
排水性とともに、適度な保水性が必要です。多少の粘性が保たれている状態が望ましいです。

■通気性
適度に酸素を含んでいる土が望ましいです。手でつかんだ際、適度に固まり、それを手で少し揉むとほぐれる程度の状態が目安になります。

■保肥性
肥料を保持する力のある土が望ましいです。土の中に小さなミミズが多く存在するかどうかが目安になります。保肥性が足りない場合は、堆肥やピートモス、腐葉土を施すと良いでしょう。

庭造りに適した土壌にする

庭造りに適した土壌にする

庭の土壌が植物の生育に適していない場合には、その土質を改良する必要があります。その場合には、最低でも、庭木を植える1ヵ月以上前から土造りを始めましょう。

土造りの基本

土造りの基本

まず、敷地の小石や瓦礫を取り除き、地ならしを行ないます。水はけが悪い土壌の場合は、特によく耕しておきましょう。また、庭木を植える際には、根の大きさの1.5倍くらいの穴を掘り、腐葉土やピートモスなどを掘り出した土によく混ぜ込みます。その後、混ぜ込んだ土を穴に戻し、およそ1ヵ月程放置して、周囲の土となじませましょう。

肥料の施し方

肥料の施し方

土がやせていると、庭木は土から必要な栄養分を吸収することができず、生育しづらい状況になってしまいます。このような場合には、庭木の健康を保つために定期的に肥料を施しましょう。すでに植えてある庭木に肥料を施す場合には、根元に深さ30p、幅20〜30pの穴を円形に掘り、そこに肥料を施して土をかぶせます。肥料を与える時期は、植えた庭木によって異なりますが、寒肥(かんごえ)とお礼肥(おれいごえ)を行なう場合が一般的です。

■寒肥(かんごえ)
春に芽吹かせるために、冬の間に与える肥料のことで、主に堆肥・油かす・骨粉・鶏ふんなど、効き目が長時間持続する有機質肥料が使われます。

■お礼肥(おれいごえ)構造
花を咲かせたり実を付けることで、庭木の養分は消耗することが多く、このとき消耗した養分を補うために与える肥料のことを「お礼肥」と言います。開花や実が熟した直後に施し、主に即効性のある化学肥料が使われています。

日照条件と風通し

日照条件と風通し

庭の日照条件や風通しもまた、庭造りにおいて重要な要素となります。自分の庭の状態や周辺環境をきちんと把握した上で、庭造りを進めましょう。

日照条件に合った植物

日照条件に合った植物

庭造りは、日照条件に大きく左右されます。一般的には、南向きか東向きに位置する日当たりの良い場所が最も庭造りに適していると言われていますが、日当たりの悪い庭でも植える庭木を選べば、魅力的な庭を造ることは可能です。なお、一般的に、四季を通して1日の日当たりが5〜6時間以上ある庭を「日当たりの良い庭」、3時間程度の庭を「半日陰の庭」、1時間程度の庭を「日陰の庭」と言います。

半日陰・日陰に適した庭木

植物は、葉で光合成を行なっているため、その生育に太陽の光が欠かせませんが、中には日陰で生育できるものもあります。これを総称して「陰樹(いんじゅ)」と言い、ほとんど日が当たらない場所でも生育できる「好陰樹(こういんじゅ)」と、本来は日当たりが良い場所を好むが日陰でも生育できる「耐陰樹(たいいんじゅ)」の2つに大別されます。 なお、主な陰樹には、次のようなものがあります。

好陰樹耐陰樹
高木 アスナロ・イチイ・カヤ・コウヤマキ アラカシ・イスノキ・オガタマノキ・ゲッケイジュ・サカキ・シラカシ・タラヨウ・ツガ・トチノキ・ナナミノキ・モチノキ・ユズリハ
小高木 イヌツゲ・カクレミノ・トウオガタマ・ヒイラギ・ヒサカキ サザンカ・サンゴジュ・タニウツギ・トキワマンサク
低木 アオキ・キャラボク・センリョウ・マンリョウ・ヤツデ・ヤブコウジ アジサイ・アセビ・カルミア・クチナシ・ジンチョウゲ・ナンテン・ネズミモチ・マサキ
下草類 サルココッカ ニシキギ・フッキソウ

風通しの良い状態に保つ

風通しの良い状態に保つ

庭木や草花を植える際は、密植を避け、程良い間隔をあけるよう心がけましょう。過度に密植してしまうと、風通しが悪くなったり、病気や害虫が発生したりして、植物本来の成長を妨げる恐れもあります。また、庭木を植える際には、高木・小高木・低木の組み合わせや、枝が伸びすぎた際に、剪定ができるスペースがあるかどうかなども考慮して植えると良いでしょう。