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外構計画の基礎知識

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外構計画の基本

敷地の外回り全般を構成する外構のデザインや施工は、庭造りに大きくかかわってきます。外構の基本的な知識を身に付け、自分のイメージに近い庭造りを目指しましょう。

外構の構成要素

外構とは、建物の外回り部分にある構造物全般を意味します。外構の構成要素や、その役割についてご紹介します。外構を構成する要素としては、門・駐車場・塀(垣根)・玄関アプローチ・庭などがあり、そこからさらに細かい要素に分けられます。

主な構成要素

主な構成要素

■門
門柱・門扉・門灯・表札・ポスト・インターホンなど

■駐車場
コンクリート塗装・カーポート・タイヤ止め・照明など

■塀(垣根)
ブロック・レンガ・フェンス・生垣・竹垣など

■玄関アプローチ
飛び石・アーチ・照明・花壇など

■庭
樹木・庭石・芝生・花壇・テラス・ウッドデッキ・池など

外構の役割

外構の役割

外構は、住まいに欠かせない構造物であると同時に、暮らしを豊かに演出するための要素のひとつでもあります。住む人のライフスタイルにも大きく関係するため、目的に合わせてきちんと整備しておくことが大切です。また、外構が整っていることは、町並みの景観にも大きく影響し、防犯面での安心感を高める効果も期待できます。

門

外構の中でも、一番目に付きやすい部分が門です。言わば住まいの顔であり、来訪者の第一印象を決める大切なスペースですので、建物や庭のデザインなどを考慮した上で、素材やデザインを決めると良いでしょう。門扉や門柱には様々なスタイルがあり、機能や性質、材質に応じた特徴があります。門を選ぶ際には、建物とのバランスを考慮するとともに、住む人の個性に合わせたスタイルのものを選ぶことが大切です。 なお、代表的な門のスタイルには、次のようなものがあります。

オープンスタイル

オープンスタイル

欧米などでよく見られる、道路に対して開放的な門です。玄関周りを花や植栽で飾って明るく華やかにしたい場合や、建物のデザインを強調したい場合に選ぶと良いでしょう。ただし、建物が外からよく見えてしまうため、プライバシーの確保に注意が必要です。

クローズドスタイル

クローズドスタイル

門柱や門扉、フェンスなどで、駐車場を含めた敷地全体を囲む、従来型の外構スタイルです。すべての構造物をトータルでコーディネイトすることで、まとまりのある空間となります。また、玄関や建物が外から見えにくいため、プライバシーの保護や、盗難などの犯罪を抑止する効果も期待できます。

セミクローズドスタイル

セミクローズドスタイル

門柱や門扉、フェンスなどで、駐車場以外の敷地を囲む外構スタイルです。駐車場が開放されるため、門周りから駐車場へのつながりを配慮したデザインが必要になります。デザインする際は、できるだけ開放的で明るい雰囲気になるよう意識しましょう。

門の素材とデザイン

門扉の素材としては、アルミ鋳物(金属を溶かし、鋳型に流し込んで作る工法)やスチールパイプ・木・鉄などがありますが、近年では、デザインやカラーが豊富に揃い、耐久性にも優れたアルミ鋳物を使ったものが増えています。デザインとしては、ヨーロッパ調の鉄の門扉をイメージしたものや、シンプルでモダンな和風のもの、伝統的な屋根付きの和風のものまで、様々な種類があります。素材やデザインを決める際は、塀や垣根のデザインを含めた全体のバランスを考慮した上で、オープンで明るいイメージになるものを選ぶと良いでしょう。

玄関アプローチ・塀(垣根)

玄関アプローチ・塀

玄関アプローチは、敷地の入り口から住宅の玄関までの通路部分のことで、門と同様、住まいの顔と言うべき大切なスペースです。家族が毎日、何度も行き来する場所ですので、素材やデザインにこだわって、誰もが気持ち良く過ごせるような空間にすることが大切です。また、建物を囲む塀(垣根)も、外回りの印象を決定付ける重要な部分です。塀を選ぶ際は、素材選びにこだわることはもちろん、植栽やフェンスなどとの組み合わせを工夫して、親しみやすい雰囲気になるように意識しましょう。

玄関アプローチのスタイル

玄関アプローチのスタイルには、主に次のようなものがあります。

正面入り

正面入り

門扉から玄関までがほぼ一直線となる、最も一般的なタイプの玄関アプローチです。植栽や通路幅を工夫して、変化を持たせると良いでしょう。

直角入り

直角入り

門扉を道路に対して垂直に配置したタイプの玄関アプローチです。アプローチ部分が長く、門から玄関が見えないのが特徴です。玄関アプローチだけではなく、駐車スペースからのアプローチなどにも応用できます。

正面入りオープン

正面入りオープン

門扉から玄関までの間が、ゆるやかなカーブを描いたような形状の玄関アプローチです。視界に優しい変化を感じさせることができるのが特徴です。

斜め入りオープン

斜め入りオープン

門扉を道路に対して斜めに配置し、外部の視線を遮ったタイプの玄関アプローチです。玄関アプローチに方向性を与え、視界に変化をもたらすことができるのが特徴です。

適した素材は?

適した素材は?

玄関アプローチの素材には、自然石・飛び石・砂利・外部用タイル・コンクリート・レンガ・芝生などがあります。これらの素材を選ぶ際は、門や建物との調和などのデザイン性はもちろん、安全性や耐久性、雨水の浸透性などといった機能性も十分チェックしましょう。また、常に人に見られる場所ですので、掃除のしやすさなども考慮して選ぶと良いでしょう。

塀の高さ

塀の高さ

塀には、敷地の内外を区切ったり、外から侵入を防いで安全な暮らしを守る働きがあり、ある程度の高さが必要です。しかし、あまり高すぎると、必要以上に閉鎖的な印象を与えてしまいます。外からの視線を遮る目的の場合は、人が立ったときの目の高さに近い150〜180p程度を目安にすると良いでしょう。また、隣家との境界に塀を設ける場合は、隣家の日当たりや通風を妨げる恐れもありますので、周辺環境を十分考慮した上で高さを決めましょう。

塀の素材・デザイン

塀の素材・デザイン

敷地の周囲を取り囲む塀は、建物を始めとする敷地内全体との調和を意識してデザインしましょう。例えば、和風の建物で門扉が木製なら、竹垣や土塀が向いており、洋風の建物で門扉がアルミ製やステンレス製なら、コンクリートブロックやレンガでできた塀、もしくはフェンスが向いています。外からでも住む人の個性やライフスタイルを感じさせるような、トータルバランスの取れたものを選びましょう。