お湯を沸かしたり、料理を作ったりするガスは生活を支える便利な存在です。賃貸マンション・アパートでガスの供給が止まってしまうトラブルに遭ったことはないでしょうか。ここでは、ガスが出なくなったときの例を紹介し、その対処方法を紹介します。
元栓が閉まっていないか

家庭で最もガスを使用するのは、ガスコンロではないでしょうか。レバーを回しても火がつかない際には、まずはガスの元栓をチェックしてみましょう。キッチンの壁側に設置されている栓は、押して回転させることで開く設計になっています。この際、ガスコンロのレバーはもとに戻しておくようにして下さい。
特定のガス器具だけ使用できない

キッチンだけではなく、様々な箇所でガスを使用する家庭も多いと思いますが、仮に部屋のガスストーブにガスは供給されている一方で、元栓を開いているにもかかわらずガスコンロで火をつけることができない場合があります。これは、ガスの供給が滞っているということではなく、ガスコンロそのものが故障している可能性がありますので、修理や買い替えることを考える必要があります。また、この場合は別のトラブルにつながるおそれがありますので、ガスコンロを無理に操作したり、元栓を何度も開いたり締めたりしないように心がけて下さい。
マイコンメーターの復帰手順

ガスの供給がストップされた際、マイコンメーターのランプが赤い点滅を繰り返します。これは事故を未然に防ぐために設置されている安全装置です。赤い点滅を起こす要因としては、大きな地震やガスの圧力が低下した場合、さらに、ガス漏れが発生しているケースなどが相当します。リスクが去ったと判断できた場合は、マイコンメーターを復旧させます。以下に手順を紹介します。
- まず、すべてのガス栓を締めて下さい。
- メーターの左肩部分にある復帰ボタンのキャップを外して下さい。
- 復帰ボタンを押し表示ランプの点灯を確認したら離して下さい。復帰レバーが装着されているメーターの場合は、細い棒を使用してレバーを押して下さい。復帰ボタンと同じように点灯を確認したら離します。その後、表示ランプは点滅に変わります。
- ガス漏れなどのトラブルの発生がないかを確認しますので、この状態で3分間待って下さい。表示ランプの点滅が止まればガスの使用ができるようになります。もし、点滅が続いているようであれば、ガス栓を締めるところから再度、同じ作業を繰り返します。それでもガス供給が復帰しない場合は、ガス会社のお客様センターや管理会社などに相談するようにして下さい。
スイッチの入れ方が分からないときは自分の判断で操作せず、管理会社もしくは管理人に相談して下さい。

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