京町家風住宅の意味

解説:
  • 「京町家風住宅」とは、京都の伝統住宅である京町家の理念や雰囲気を模して造られる住宅のこと。盆地である京都は、夏は暑く冬は寒いため、うなぎの寝床と呼ばれる細長い敷地に建てられる庶民の家は、暮らしやすくする工夫が凝らされていた。例えば、屋敷内に坪庭と呼ばれる小さな庭をしつらえ、外の自然を取り入れることで、採光や換気を良くするなど。このような京町家の伝統と知恵を取り入れ、自然の力を利用した省エネや、採光・風通しに工夫が加えられ、また和風の外観を持った住宅を「京町家風住宅」と称して販売されていることが多い。ただし、特に決まった定義などはなく、単に和風なデザインであったり、小さな中庭があったりするだけの住宅でも、京町家風とうたう場合もある。

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