大黒柱の意味

解説:
  • 「大黒柱」とは、大型の日本家屋において、建物の中央にある最も太い柱にこと。構造的には、梁を支え、柱が刺さるなど、削られてかみ合わされた部分が多く、柱そのものに大きな負荷がかかることから、けやきなど、固く太い木材を使用する必要があった。20〜30坪の規模であれば、大黒柱を入れることは難しいが、例えば、50坪の家の場合、8寸角(24センチメートル)の大黒柱が1本、6寸角(18センチメートル)の女大黒(めだいこく)が1本、5寸角(15センチメートル)の通し柱が数本必要とされる。壁と柱によって建てられた住宅は、家の中心となるような大黒柱は不要となったが、デザインの一部として大黒柱を立てる場合もある。

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