漆喰の内壁の意味

解説:
  • 「漆喰の内壁」とは、仕上げとして漆喰を塗った室内の壁のこと。漆喰とは石灰石を焼いてできる消石灰を主成分とする建築材料で、日本に古くから伝わる、塗り壁の代表的な仕上げ方法のひとつ。この古くから伝わる方法で塗られた「漆喰の内壁」には、消石灰と麻の繊維に海藻で作ったのりを混ぜた本漆喰を使い、左官職人が漆喰を調合するところから始め、下塗り、中塗り、仕上げといくつもの工程を経て塗り乾かすという、手間も時間もかかる物であった。その後に「漆喰の内壁」に使われている漆喰は、漆喰メーカーがあらかじめ塗りやすいように調合して製造した既調合漆喰である。既調合漆喰の中には、合成樹脂や化学繊維を含む物や着色された物などもあり、様々な種類が市販されている。

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