四方角部屋の意味

解説:
  • 「四方角部屋」とは、マンションやアパートなどの集合住宅で、4方向のどの面も隣戸と共有する壁のない住戸のこと。通常の集合住宅の場合、どの住戸もほとんどが壁を隔てて隣家と接している。しかし、最上階に1戸だけある住戸や、L字型のマンションで、L字の飛び出した部分が1住戸のみの建物などの場合、「四方角部屋」となる。また、タワーマンションなどで、敷地を田の字型に区切り、真ん中に共用廊下やエレベーターを設置することで、全戸が「四方角部屋」になるように設計されている物もある。「四方角部屋」のメリットは、隣家と壁を接していない分、隣の家の物音が気にならず、こちらからも気にする必要がないこと。だが、集合住宅内に独立した「四方角部屋」を造るためには、共用廊下を多く設けるなどの工夫が必要で、建設コストは割高なことが多い。

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